古典四重奏団
日本を代表する弦楽四重奏団。1986年東京芸術大学及び同大学院卒業生により結成。レパートリーは80数曲にのぼり、そのすべてを暗譜で演奏。研ぎ澄まされた集中力と温かく透明なハーモニーを持ち、作品へのアプローチは極めて独創的である。全員がピリオド楽器の演奏もするが、古典四重奏団では通常のモダン楽器を使用している。
コンサートは1996年S.ライヒと共演、1999年ギリシア公演、2005年ドイツ公演を行なったほか、現在、『音楽が見える! in 新百合ヶ丘』(弦楽四重奏を楽しむ会 主催)、『音楽が見える! in 青葉台』(弦楽四重奏を楽しむ会 主催)、『ムズカシイはおもしろい!』(レクチャー付き)の3つのレギュラーコンサートを継続中。これまでにSQWシリーズ(共催: トリトン・アーツ・ネットワーク及び第一生命ホール)にて、2002年のベートーヴェン弦楽四重奏全曲を皮切りに15年までに30公演77曲を演奏。2006年より開催の大晦日恒例となった『ベートーヴェン弦楽四重奏9曲演奏会』(主催: ミリオンコンサート協会)に14年連続で毎年出演。『ハイドンの部屋』(主催:
松明堂音楽ホール)では、ハイドンの弦楽四重奏曲全曲演奏会を2008年より17年まで、全19回の公演で完結。『ショスタコーヴィチの自画像』(主催:古典四重奏団)では、2014年から18年まで、ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲全15曲を10公演で完結した。
1997年度「村松賞」、2004年「文化庁芸術祭大賞」、2007年「文化庁芸術祭優秀賞」、2013年「東燃ゼネラル音楽賞(旧モービル音楽賞)奨励賞」、2017年「ミュージック・ペンクラブ音楽賞」、2019年「レコード・アカデミー大賞」(音楽之友社)を受賞。
CDはベートーヴェン後期(全4枚)、バッハ『フーガの技法』、シューベルト『死と乙女』、モーツァルト『ハイドンセット』(全3枚)、バルトーク全6曲(2枚組プラス解説CD)、ショスタコーヴィチ全集(5枚組)をリリース。
古典四重奏団公式ホームページ
ヴァイオリン
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川原千真[第1ヴァイオリン] Chima KAWAHARA,1st violin
東京藝術大学及び大学院修了。海野義雄、田中千香士、ヴィオラ・ダ・ガンバを平尾雅子に師事。読売新人演奏会出演。藝大オーケストラと共演。アンサンブル「音楽三昧」より7枚のCDをリリース、02年国際交流基金の助成によりアメリカ公演。アンサンブル《BWV2001》メンバー。「バッハ無伴奏全6曲」(2枚組/クレアシオン)をリリース(「レコード芸術特選盤」)
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花崎淳生[第2ヴァイオリン] Atsumi HANAZAKI, 2nd violin
東京藝術大学及び大学院修了。井上武雄、日高毅、J.W.ヤーンに師事。84年中華人民共和国各地、85年カーネギーホールにて公演。86〜87年ドイツ・カールスルーエに留学。「エルデーディ弦楽四重奏団」メンバー、01、3年ドイツ公演、02年CDリリース。アンサンブル《BWV2001》メンバー。
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ヴィオラ
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三輪真樹[ヴィオラ] Maki MIWA, viola
東京藝術大学卒業。海野義雄、原田幸一郎、C.マッキントッシュに師事。87年ザルツブルグ、92年ノルウエーのトロンハイムの各講習会に参加。バロックヴァイオリン奏者としても活躍。00、02年デュオ・リサイタル開催。「コレギウム・アルジェントゥム」、アンサンブル《BWV2001》メンバー。
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チェロ
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田崎瑞博[チェロ ] MizuhiroTASAKI, cello
東京藝術大学卒業。桑田晶、山岡耕筰、兎束龍夫、外山滋に師事。「音楽三昧」ではヴィオラと編曲、「タブラトゥーラ」ではフィーデルとガンバ、アンサンブル《BWV2001》では企画・制作とバロック・チェロを担当。合計で20数枚のCDをリリース。北米・欧州・エジプト・インドなどで公演。「クレアシオン」レーベル主宰。
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